お墓と宗派の関係性

宗旨宗派の無い墓地の増加

宗旨宗派の無い墓地の増加

宗旨宗派の無い墓地の増加 お墓は、一般的に江戸時代に制定された檀家制度の影響で近隣の寺院の宗派に従って所有するケースが戦前までの主流ですが、戦後の高度成長期の集団就職により宗教による横の繋がり無くなってしまいました。日本は、結果的に団塊の世代以降の世代で無宗派や無宗教が大半を占め、世界でも指折りの無宗教国家となっています。
しかし、神道と仏教は信者の数を其々9,200万人と8,700万人と発表している事から両宗教で約2億人の信者が存在する事になり、架空上の日本人まで宗教に傾倒している公式発表が日本宗教界の大きな矛盾です。特に仏教は、2040年までに約45%の寺院が閉鎖に追い込まれる危機的な状況にあり、急激な過疎化の進む限界集落では墓地を管理する寺院が無くなると共に必然的に無縁仏が量産されてしまう危機にも瀕しています。その為、都市部の地方出身者は、田舎の先祖代々の墓を整理すると共に、自分の行動範囲に改葬するケースが増加しているのが日本の墓制の現状です。

お墓の宗派や法事などを大切に考える場合にはお寺の方が無難かも知れません

お墓の宗派や法事などを大切に考える場合にはお寺の方が無難かも知れません 先祖代々のお墓がない方で将来の自分や家族がおさまる場所を現在探している方は、お墓に何を求めるかによって候補地をピックアップしながら探すと間違いがなくてよいのではないでしょうか。たとえば宗派にこだわりがあったり法事などの定期的な供養を大切にしたいのであれば、公営や民営の霊園よりはお寺におさまるほうが後々のためです。霊園は公営でも民営でも宗教や宗派や国籍の区別をつけることはなく、何でも受け入れるという姿勢を持っているのです。
そのためお墓に昔ながらのこだわりがある方には、多少不向きと受け取られる部分があることも考えられます。人を埋葬して供養するための場所は一度決めると簡単には動かせず、何らかの事情で墓じまいをするようなときにもたくさんの複雑な手続きが必要になります。そこで自分たち家族のコンセプトに一番あっているところを探して決定するとともに、そこに決めたことを決して後悔しないようにしなければならないのです。

 

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